ビアレッティ・ブリッカ が吹きこぼれる?

創作エッセイ「とりとめのない彼女」に登場する
ビアレッティ・ブリッカ(Bialetti Brikka)のこと。
彼女のモーニングルーティンに欠かせないのは......
愛すべきマキネッタのビアレッティ・ブリッカ(Bialetti Brikka)____
自宅でも高級エスプレッソマシーンが使える時代なのになぜ?
彼女は、手間暇をかけても情緒を求めるのよ。
マキネッタというイタリアの
直火式エスプレッソメーカーから
見える景色が、日々の生活を愛おしくしてくれるからね。
そんな彼女は
コーヒー豆を挽くのさえ手動のコーヒーミルを使う.....
そして、マキネッタの中でも
とくにビアレッティ・ブリッカ(Bialetti Brikka)にこだわっていたわ。
15年ほど愛用したビアレッティ・ブリッカ (Bialetti Brikka)

イタリアのエスプレッソメーカーで有名なビアレッティ社は
モカエキスプレスを見たり聞いたりしたことがあるかもしれませんね。
その中で、エスプレッソ特有のクレマができる
直火式エスプレッソメーカーのマキネッタが「ブリッカ(Brikka)」という商品。
初代ブリッカ(Brikka)は、2000年〜2001年ごろに発売され
購入したのが2010年ごろだったと思う。
そこで、20年くらいの時を経た2021年頃に「新型ブリッカ(Brikka)」の誕生です。
初代より、見た目のデザインもさることながら機能的な部分で改良されたわ。
エスプレッソに欠かせないクレマの出来具合もね。
彼女が、かれこれ15年ほど愛用した
初代ブリッカ(Brikka)も、まだ使えるには使えるけれど
取っ手の繋ぎ目が熱による劣化で破損しかねないと思ったのよ。
初代ブリッカ(Brikka)のデザインがとても気に入っているので、壊れてほしくないものね。
新旧ブリッカ(Brikka)を比べてみる

そもそも、ブリッカ(Brikka)で
エスプレッソのクレマができる仕組みは、単純なのよ。
ただ沸騰したコーヒーに圧力をかけるだけだから…..
初代ブリッカ(Brikka)は、
圧力鍋のおもりのような「ウエイトバルブ」といった
大きなネジ式の蓋がついていて、コーヒーが吹き出すときに圧力をかける仕組み。
新型ブリッカ(Brikka)は、「ウエイトバルブ」がなくなり
シリコン製の特殊バルブが、吹き出し口になるノズル部分に内蔵され
じわじわと濃密な泡が作れる仕様なのよ。
機能面以外に、見た目のスッキリさと
お手入れのしやすさの面でも向上。
洗うときに、あの「ウエイトバルブ」の大きなネジを
回して外すのが、地味に面倒だったのよね。
さらに、初代ブリッカ(Brikka)にあった
水分量を測るときに便利な「H2O」の印が、なくなりました。
より洗練された感じになったってことね。
新型ブリッカ(Brikka)は、改良された特殊バルブによって
高温で高圧力が加わったコーヒーが抽出されるのよ。
クレマも以前より、濃密でしっかりとした厚み。
エスプレッソも風味が増して、より味わい深くなったように感じられるわ。
それだけで、もうじゅうぶん買い替える価値があったわね。
ブリッカ(Brikka)の吹きこぼれに慌てる
初代は「ウエイトバルブ」のおかげで
コーヒーが抽出されて、上部のサーバーから吹きこぼれずに済んでいました。
新型ブリッカ(Brikka)の、Amazonレビューで
吹きこぼれが酷いというのが散見されているの...
なぜだろうと思っていたところ
コーヒー豆の挽き具合によるのではないかと思ったのよね。
アルミ製品のブリッカ(Brikka)は
試し淹れが必要なので
それ用にとっておいたコーヒー豆を手動のコーヒーミルで挽いてから淹れてみる。
そうすると、もう噴水の如くコーヒーが溢れ出すったらなんの。
えっ? 不良品なのかと思ったくらい!
3回の試し淹れたうちの
3回とも見事な噴射でコンロ周りがコーヒーの海…..
なんだかなぁ…..と思いながらも
今度は、実際に飲むためエスプレッソ用に
極細目に挽かれたコーヒー豆のLAVAZZA(ラバッツァ)で淹れてみたわ。
そうすると、初代のプッシューと
豪快な音より控えめながらも
しっかり圧力がかかって抽出されていたの。
少し低音のシューっという音が、静かなキッチンに響く…..
もう、吹きこぼれなんて一切なし!
…..そういうことだったのね。
これは、コーヒー豆の挽き方によって
抽出時にかかる圧力の差が吹きこぼれの原因のようです。
当然なんだろうけど使ったことなければ、見落としがちかも…..
ちゃんとエスプレッソ用の極細目に挽いたコーヒーを使いましょうね。



